2018-01-01から1年間の記事一覧

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変わらずにいたいこともあって、おじいちゃんのことは忘れたくないし、きっと片時も忘れたことはないと思う。 かっこよくて、物知りで、背が高くて、もの凄く優しくて、かりんとうがすきな、ロマンチスト。 わたしがおじいちゃんのお家に行くと「よく来てくれ…

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「いつもそうだった」と半ば諦めたような感情を心の中で呟いた。今以上に苦しい現実はないと思って過ごしているけれど、いつも、今以上の深い闇にこの身を隠されてしまう。その度にあのセリフを思い出し呟くのだ。 最低な気持ちで眠りにつくことが多くなったの…

22

日常こそドラマチックというように、わたしにとって22歳という日々はかけがえのないものである。それと同時に、22という何の変哲もないような数字の羅列はわたしにこそ意味を為すものとしている。22歳のわたしのお話。 そう、わたしの22歳の幕開けは冬だった…