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「いつもそうだった」と半ば諦めたような感情を心の中で呟いた。今以上に苦しい現実はないと思って過ごしているけれど、いつも、今以上の深い闇にこの身を隠されてしまう。その度にあのセリフを思い出し呟くのだ。

 

最低な気持ちで眠りにつくことが多くなったのはいつから?

 

人の心だけは、自分ではどうしようもできない。なにより、わたしは人の心を自分に向ける術を持ち合わせていなければ、その方法さえも知らない。

 

あの子ばかりを見ないで。そう思ってはただただわたしは突っ立って、世渡り上手の子たちを恨めしそうに眺めるだけ。

 

弱さを100%さらけだしたら、きっとそのまま弱って死んでしまうんじゃないかとこわくなる。ほんとはそうじゃないはずだよね。

 

 

 

いつの日か、人を好きと思えるようになれるかな。

 

 

 

きょうも代わりのきかない人生を生きていくだけ。